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みなさん!

ごきげんよろしゅうございます!

Masohoです。

 

今回のお軸コーナーは、

 

春色無高下(しゅんしょくこうげなし)

春色高下無く 

花枝自ずから短長

 

と続きます。

この言葉には、平等の中の差別が表されています。

万物平等に春の暖かい日差しは降り注ぐけれど、

花に大小あり、枝に長短ありというように、地上にはさまざまな表情があります。

しかし、仏の威光に満たされていないものは何一つないといった意味になります。

平等の中で、千差万別を受け入れ認めあう。

簡単に感じるけれど、難しいテーマですね。

日々、心にとめておきたい言葉です。

 

 

さて、5月に入ると、いよいよ炉は閉じられ風炉に変わります。

基本的には、

は、11月〜4月ごろ

風炉は、5月〜10月ごろ

となります。

 

それにしても、灰形?ちょっと早いのでは?

と思われる方が多いとおもいますが・・・。

灰形は、1日にしてならず

習うより慣れろ 灰形!!

 

諸事情もあり、電熱器を使用してお稽古されている方も

心の片隅に入れといていただければと思います。

今回は、灰形・基本編いってみたいと思います!

 

 

 

 

灰形とは何でしょう?

 

 

灰形は風炉の火気を盛んにするのと、風炉の中に景色を添えるという、

実用と装飾の目的があります。

武野紹鷗の時代以来、五徳が考案されて、

千利休時代の各種の風炉が登場し、風炉の景色を意識する傾向が生じて

千利休によって風炉の灰形が考案されたそうです。

 

 

 

灰型に必要なもの

 

 

風炉

火窓が大きめでゆったりあいた、

道安風炉紅鉢風炉がよいでしょう。

切掛風炉や眉風炉は手が動かしずらいので、初心者向きには向かないかも知れません。

 

 

なるべく粒子が細かいものが形がよい灰です。

火を通し。使い込まれたものほどよくなります。

 

 

奉書(ほうしょ)

灰を入れる前に風炉の底に敷く紙です。

風炉を傷つけないようにするための和紙。

 

 

底土器(そこがわら)

奉書紙を敷いて、その上に置く瓦です。

炭の熱対策として用います。

風炉のサイズで大きさを使い分けます。

 

 

五徳(ごとく)

風炉用の五徳です。

釜の形状や、風炉の大きさに合わせたサイズを用います。

鉄風炉には赤い前土器を用います。

その他には白または雲華焼が用いられます。

これも風炉のサイズに合せ大きさも変えます。

また灰形によって、丸みの異なるものが用いられたりします。

 

 

前土器(まえがわら)

風炉の場合は、火避けの為に用いられます。

御神酒を頂く土器(かわらけ)を少し欠きもちいたところから始まります。

五徳のサイズに合わせて選びます。

 

 

灰匙

灰形づくりに欠かせない灰匙。

古くは一種類で、精神統一をしながらという心の修養の意味合いもありました。

現在は、主に平・笹(細)・笹(太)3種類あります。

適度な重みの真鍮性で、短めが使いやすいように思います。

その他にも、コテ型の灰匙やピンセット(ゴミとり用)など便利グッズもあります。

 

 

小羽

五徳のまわりや灰の際を整えるのに便利です。

 

 

 

灰型の種類

 

 

・・・鱗灰(裏千家の場合、奥伝の台子手前のみに用いられます。)

・・・二文字押切・丸灰押切・遠山(一つ山・二つ山)・向山・向一文字・前谷

・・・二文字掻上・丸灰掻上・藁灰

※逆勝手の遠山(一つ山・二つ山)があります。

 

風炉の種類によっても約束がありますので、確認しながらつくります。

 

 

今回は、灰型の基本について取り上げてみました。

まずは、灰形ってどんなものなのか?

必要な道具だったり、どんな種類があるのかというところについて取り上げてみました。

やり方については、また次の機会に取りあげてみたいと思います。

 

それでは!

ごきげんよう!!

 

 

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