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みなさん!

ご無沙汰しております。

Masohoです!

もうすぐ二十四節気の春分ですね。

関東では桜の開花宣言!

とまではいかないものの

ちらほらと桜が咲き始め・・・

からの、春雷です。

こういったご時世もあり

お稽古や茶会が中止になってしまっているところも多いのではないでしょうか?

いつか時勢に乱されることなく

自然に茶会が楽しめることを願うばかりです。

 

春といえば釣釜のお点前ですね。

今回は釣釜について調べてみました。

 

 

春は釣釜

 

表千家では4月

裏千家では3月

他の流派でも多く使われる釣釜

では、なぜ春なのでしょうか?

それは、春は暖かくなるからです。

しかしながら、

春は釣釜でなければならない

という訳ではなさそうです。

 

揺れている風情も楽しむのが

釣釜の醍醐味ですね。

春といえば、東風(こち)が吹く季節です。

かすかな風が吹き抜け

釣釜が揺られている風情を楽しむお点前ですね。

春風が渡り出したのを実感できる時節に適したしつらえなので、

地域によっても変わってくるのではないでしょうか。

 

 

 

釣釜の準備

 

釣釜は古くは3月半ばから4月半ばにかけてしつらえられていたそうです。

流派によって異なりますが、3・4月には準備します。

1、五徳を外し、四隅から中央に向かって灰を掻き上げ、湿し灰を蒔きます。

2、練香3つを敷き香にして、下火を入れます。

3、天井の蛭釘に鎖を掛けます。蛭釘の向きは点前座から見て下座になります。

4、釜に環をかけ、次に弦をかけ、鎖にかけます。

5、弦を左手に持ちながら、右手で鉤をとり高さを調節して、釜のゆがみを正します。

 

広間には、小間(4畳半以下)では、竹の自在が用いられます。

自在は、囲炉裏中心に下げれている魚の彫物が一緒についているアレです。

この魚は『陰』を表し、火の『陽』に対して水の魚を置くことで、

『陰』『陽』のバランスを取っていたと言われています。

こんな深い意味があったとは・・・。ごめんね、魚。

 

 

 

釣り釜に用いる釜の種類

 

 

雲龍釜

『南方録』の墨引によると、

室町6代将軍足利義教が病気の折り

「御所より青磁雲龍御水指を賜った。」(他には鎌倉茄子・花山天目)

とあり、その絵図を武野紹鷗が持っていたので、利休居士が写し描き、釜に鋳出させたと伝わります。

 

 

鶴首釜

茶道具ではよく耳にする形ですね。

紹鷗好、利休好、光悦好みなど多くの好みがあります。

 

 

車軸釜

牛車などの左右の車輪を繋ぐ軸のことですが、外側から留める甑(こしき)と呼ばれるあたりの形状に似ていることからの由来。

春の遊山の乗物、祭りの山車、山鉾などをイメージして

取り合わせにも工夫できそうです。

また、門出を祝うような茶席でも用いられたりします。

 

 

 

ナツメは果実で乾燥させて菓子や生薬などとして重用され、

昔から親しまれてきました。

薄茶器の棗と同じ形状ですね。

色々な道具に合わせやすいことからよくみられる形です。

 

 

 

 

今回は、釣釜について調べてみました。

2021年、釣釜のお稽古やお茶会はあまりみられなかったかと思います。

でも、いつかまたお茶会ができますように。

 

『明けない夜はない。』ことを信じて。

The night is long that never finds the day.

 

 

 

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