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茶道では、季節感がとても大切な要素です。

日本では、春夏秋冬の独特の景観を生み、季節によって行事を行います。茶道でも、歳時と共に催される「茶事」があり、一年を通じ、四季にわたって催されます。

茶道を始めると、耳にすることがある歳時記。その中でも、二十四節気は、よく茶杓の『銘』などでも使われます。

 

 

 

歳時記って何でしょう?

 

 

茶道をしていると耳にすることも多い、『歳時記』。

茶杓の銘をつけるときなど、知っていると役に立つ!

 

では、その『歳時記』って何でしょう?

元々は、四季の事物や年中行事などをまとめた書物のことでした。

江戸時代、庶民の間で俳句が大流行し、北村季吟によって、日本で初めて俳諧・俳句の季語を集めて分類し、季語ごとに解説と例句を加えた書物が作られました。

 

 

 

二十四節気のはじまり

 

 

二十四節気は、太陽が天球を一年かかって回る道・黄道を二十四等分したものです。

 

元々は中国から伝わったもので、農業を中心だった生活には暦や季節は人々にとって欠かせない物でした。そこで生み出されたものが、二十四節気でした。

そして、日本にも取り入れられ伝わっていきました。

 

 

 

茶道での二十四節気 春編(1月から4月)

 

 

◎正月節  立春(二月四日頃)

最初の節気で、この日から暦の上では春となります。

様々な決まりごとや節目の基準になっています。

 

◎正月中    雨水(二月十九日頃)

雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶けだす頃です。

 

 

◎二月節    啓蟄(三月六日頃)

冬眠していた虫が這い出てくるという意味。

「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)という意味です。

 

◎二月中    春分(三月二十一日頃)

昼夜の長さがほぼ同じになる日です。

春分の日は彼岸の中日で前後3日間を春彼岸といいます。

先祖のお墓参りをする習慣があり、国民の祝日になっています。

 

 

◎三月節    清明(四月五日頃)

清明は「清浄明潔」の略です。

万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。春の息吹を謳歌する頃。

 

◎三月中    穀雨(四月二十一日頃)

春の雨に農作物がうるおうという意味で、この時期に農作物の種をまくと、雨に恵まれ、よく成長するということです。

 

 

 

 

茶道での二十四節気 夏編(5月から7月)

 

 

◎四月節    立夏(五月六日頃)

暦の上では夏となります。新緑に彩られ、晴天が続く時期です。

 

◎四月中    小満(五月二十一日頃)

陽気がよくなり草木が成長するという意味です。

農家では田植えの準備を始める頃で、動物や植物にも活気があふれます。

 

 

◎五月節    芒種(六月六日頃)

「芒」とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のこと。

稲などの穀物の種をまく時期という意味です。田植えの目安とされています。

 

◎五月中    夏至(六月二十二日頃)

太陽が最も高く昇り、1年で最も昼が長い日です。

暦の上では夏の折り返し地点にあたり、夏至を過ぎると暑さが増して本格的な夏がやってきます。

 

 

◎六月節    小暑(七月八日頃)

だんだん暑さが増していくという意味です。

小暑と大暑を合わせたおよそ1か月を「暑中」といい、「暑中見舞い」を出す期間とされています。

 

◎六月中    大暑(七月二十三日頃)

夏の暑さが本格的になる時期です。

 

 

白虎 ビジネス

茶道の醍醐味は、拝見にあり。

 

 

 

高橋是清

『不忘念』

 

仏教の教えを忘れる事なく、心に留め続ける事だそうです。

世阿弥の『風姿花伝』や『 花 鏡 』で説いている、その時々に応じ
の試練に対処して自分を高めていく「初心忘るべからず」の姿勢に通じるものがあるようですね。

 

 

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