お稽古での平花月は、2回目です。
相変わらず、頭の中は、
❓❓❓
でいっぱいです。
でも、覚えたらきっと楽しい、『平花月』。
しかしながら、
お点前ができる大前提のお話です。
『平花月』は、以前の記事でも触れさせて頂いているので、割愛させて頂きます。
もっと、も〜っと沢山学んで、
きちんとお伝えできればと思います。
今回の掛軸、素敵でした。
梨花一枝春 雨を帯ぶ
(りかいっしのはる あめをおぶ)
白居易(白楽天)長恨歌(ちょうごんか)より
長恨歌(ちょうごんか)とは、
中国唐の詩人白居易によって作られた長編の漢詩です。
楊貴妃が悲しみ泣く姿を、白い梨の花が雨に打たれている様子に例えています。
禅語では、
「一枝の梨花をみても、
春がやってきたことがわかる」
という意味になるそうです。
日本人には、あまり馴染みがない梨の花。
しかし、漢籍に親しんでいた紫式部や清少納言も、梨の花を題材にしたようです。
歌舞伎の世界で、「梨園」という言葉がありますが、もともとは唐の玄宗が、梨の木の有る庭園で音楽を教えたという故事から由来しているようです。
普段、あまり見かけない梨の花ですが、気にかけて見つけてみようと思いました。
4月の中旬ぐらいに満開になるようです。
いつだって、儚さと美しさは紙一重。
無常だから、美しい。
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