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初心者のための茶道教室も、早、14回目です。

今回も前回と引き続き、

薄茶の棚点前・客の所作でした。

 

 

 

裏千家 更好棚の棚点前ポイント

 

 

更好棚の歴史

 

更好棚は、11代家元玄々斎好みの二重棚で、利休居士の好みでつくられた三重棚を、二重棚として使用したと言われています。

 

裏千家11代家元・玄々斎は、

三河国奥殿藩4代藩主松平乗友の子として、文化7年(1810)に生まれ、

10歳で認得斎の婿養子として裏千家に入りました。

 

家老の弟が家元になったということもあり、これまでの尾張徳川家の茶道流儀が代々有楽流でしたが、この時だけ裏千家になったそうです。

そういった政治的な要素もあった、茶道・・・。

裏千家11代家元玄々斎は、近代茶道の先駆け的な役割を果たしました。

 

 

 

薄茶の棚点前 更好棚のポイント

 

更好棚では、柄杓の合は上向きに飾ります。

飾るときは、

合を上向きにし左よりの1/3に置き、

柄杓(柄)は棚1/4の位置になるように置きます。

更好棚では、

水指を棚から降ろし

水を注ぎます。

棚点前での水差しの扱いに迷いますが、

 

棚の柱の本数によって違います。

二本「そのまま」

三本「半出し」

四本「おろし」

 

 

 

薄茶の棚点前 おさらい

 

水差し・棗・茶杓の置き合わせ

 

①亭主は、お茶碗を建てつけに置き、

茶道口で主客総礼。

②点前畳の中央へ進み、茶碗を(右横→左手前の二手)で勝手付へ仮置きする。

③右手で棗を棚から一手でそのまま取り、棚前右寄りに置く。

④仮置きしていた茶碗を、左手前→右横→左横の三手で、棚前左寄りに置き、棗と置き合わせる。

以上が、水指・茶碗・棗の置き合わせです。

 

 

 

点前

 

1、建水を手なりに置く。

2、左手で柄杓を取り、鏡柄杓。

3、右手の中指で柄をひっかけながら横にし、持ち替え、蓋置きにに引く。

4、左手で建水を膝前の線まであげて居ずまいを正す。

5、茶碗を左4時で取り、正面で右3時に持ち替え二手で膝前少し向こうに置く。

6、右手で棗を茶碗と膝の間に置く。

7、帛紗捌きをし、左手で棗を取り帛紗で棗を清め、水指の中心線上中央より左に置く。

8、帛紗を捌き直し、茶杓を取り茶杓を帛紗で清め、棗の上に置く。

9、右手で茶筅を取り、棗の右側に置き合わせ、茶碗を膝前に寄せる。

10、帛紗を左手の人差し指と中指の間にはさみ、柄杓を右手で取りかまえ、右手で帛紗を取り、釜の蓋にのせ開け、露をきり、蓋置に置く。

11、帛紗を建水の後ろ、左膝脇に仮置きし、茶碗の中の茶巾を蓋の上にをのせる。

12、右手で柄杓を持ち直し、畳と平行に横にし、節の元を押さえた左手に右手をすすめて持ち替え、柄杓を釜に入れ湯を汲み、湯を茶碗に入れる。

13、置き柄杓。

14、茶筅通し。

15、茶碗を右手横で取り、左手横に持ち替え、建水に湯を捨てる。

16、茶巾を右手で取り茶碗を清め、碗中に茶巾を置き、茶碗を置き、茶巾を釜の蓋の上に置く。

17、茶杓をとり「お菓子をどうぞ。」

18、棗を左手で横から取って、茶碗の左上で右手で茶杓を握りこんで棗の蓋を取り、右膝前に置く。

19、握りこんだ茶杓を持ち直し、茶を二杓ほどすくい茶碗に入れ、茶杓を持ち替えて茶碗の縁で静かに打って茶を払う。

20、茶杓を握りこんだまま、棗の蓋をし、茶杓を棗の上に戻す。

21、右手で水指の蓋の摘みを取り、正面で縦にして左手で横に持ち替えて右手で蓋7時当たりを持ち、水指の左側に立てかける。

22、右手中指で柄を滑らせながら、柄杓を取り湯を汲み、半杓茶碗に入れ、残りを釜に返し、切り柄杓。

23、その手で茶筅を取り、茶を点て、茶筅は元の位置に戻す。

24、茶碗を右手横を取り、左掌にのせ、茶碗の正面を向こう側にし、右手で手前畳の外へ出す。


25亭主は正客の挨拶を受ける。(行のおじぎ)

26、客の一口で亭主は帛紗を右手で取り、左手に打ちかえして腰につける。

27、亭主は茶碗が返ると右手4時で取り、左手9時にのせ、右手3時で膝前正面に置く。

28、湯を半杓汲み、茶碗に入れ、置き柄杓。

29、右手横、左手横時茶碗を取り、湯を建水にあける。

「おしまいください」の挨拶を受け、建水を持ったまま、右手をつき会釈し、茶碗を右手横で下に置き、あらためて「おしまいさせていただきます」としまいの挨拶する。

30、右手で柄杓を取り、左手を添えて持ち直し水指から水を汲み、茶碗に入れ、しまいの茶筅通しをする。

31、茶筅を茶碗の横に置き建水に水を捨て、右手で釜の蓋の上の茶巾を取り茶碗に仕込み、右手横で茶碗を持ち替え膝前に置き、茶筅を茶碗にとじ目を上にして入れる。

32、右手で茶杓を取り、左手で建水を引く。

33、左手で帛紗を取って捌き、茶杓を清め、茶碗にふせて置く。

34、帛紗の茶粉を建水の上で払い、腰につける。

35、棗を右手で棚正面右寄りに置き合わせる。

36、茶碗を右手4時、左手9時、右手3時に持ち替え、棗の左側に置き合わす。

37、右手で上から柄杓をとり、水指から水を一尺汲み、釜に水を一杓さす。

38、そのまま柄杓を釜に入れ、一杓分、湯返しをする。

39、柄杓を構え、右手で釜の蓋を閉め、柄杓を蓋置に置く。

40、水指の蓋を左手に取り、右手に持ち替えて二手で閉める。

 

 

薄茶 拝見

 

★正客から「お棗、お茶杓拝見を」を受ける。

1、柄杓を右手で取り、左手で扱い中棚に飾る。(左上に合を1/3、右下柄1/4斜め置き)

2、蓋置きを右手で取り、左手にのせ、右手でとり、中棚に『入』という形のイメージで飾る。

3、茶碗を右一手で勝手付に割りつける。

4、右手で棗を取り左掌にのせ客付きに回り、棗を膝前に置き、帛紗を捌いて清める。

5、蓋裏をしらべ、蓋を膝前に置き、棗の口を帛紗で清める。

6、帛紗を握りこんだまま蓋を閉め、帛紗を膝前に置き、棗の正面を正し、手前畳の外へだす。

7、帛紗を腰につける。

8、茶碗のある勝手付に向き、右手で茶杓を取り左手に持たせ、居前から棗の横に縦に置く。(亭主から棗が左、茶杓が右で「01」)

9、建水を持ち、さがる。

10、茶碗を持ち帰る。

11、水次を持って入り、棚前左に口が向くように置き水指を棚からおろす。

12、水指の蓋を右手で取り、左手で扱って、水指の左横に立てかける。

13、茶巾を口にあて、水指に水をつぐ。

14、茶巾を水次の蓋上に戻し、水指の蓋を扱って閉め、棚に戻す。

15、水次を持って下がり、拝見の返るのを待つ。

 

 

問いに答える

 

1、道具正面に坐り、正客から問いに答える。

「棗のお形は?」

「お塗りは?」

「茶杓のお作は?」

「ご名は?」の問いに答える。

2、右手で棗を取り、左掌にのせ、右手で茶杓を取り、炉の正面まで下座。

3、茶杓を指で送りながら、水差しの蓋右上に仮置きする。

4、右手で棗をとり、棚一番上中央に置く。

5、茶杓の端を右手で取り、左手で節下を持ち、右手ですぐ下を取り、茶道口へ下がる。

6、建てつけに茶杓を置き、主客総礼して襖を閉め水屋にさがる。

 

 

結局、省きようがありません。

どれもこれも重要です…!

長々とお付き合いありがとうございました。

 

 

 

今日は、節分でしたね。

明日から、立春です。

皆様の邪気が祓われ、福が沢山ありますように…。

 

 

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