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前回、茶花を生ける 椿編を学んでいきました。

 

だが、しか~しっ!!

 

そもそも茶花について、

基本が理解できていないと・・・

 

というわけで、

茶花を生ける 基本編をお送り致します!

 

 

茶花の歴史

 

 

実は、『茶花』という呼称は、

千利休の時代にはまだありませんでした。

 

いけ花の歴史は古くからありますが、

華道と茶道のつながり自体は薄かったようです。

やがて、室町時代から桃山時代にかけて茶の湯が興ることにより、中国から青磁や銅の小振りの花入れが渡り、広まっていったと言われています。

 

茶道といったら、千利休。

 

利休が、

小座敷の花は、

必ず一色を一枝か二枝軽く

と言われていたように、

立花式の花を規範としながら、

花が少なく、小振りの花と定まっていきました。

 

 

その中でも、亭主の想いによって、

置花や釣船、掛花や浮花鉢などに花弁を浮かべたり、

自由で自然のありさまが表現された、

茶花の記録が残っているようです。

 

 

 

千利休の茶花

 

 

利休七則にも、

 

『花は野にあるように』

 

とあります。

 

これは、能阿弥の花伝書、(当ブログのテーマでもある風姿花伝)に、

 

『およそ、

野山に生る草木の体をまなびて』

 

と同じような意味になります。

 

この言葉の意味は茶花だけではなく、

一般芸術の極意とも言えます。

 

『野にあるように』は自然の事です。

自然な姿とは、草木が元々持っている生態が、雨・風・露・台風・雪などによってなびいたり、たわんだりしたり、動物、虫などにより形状が変えられたり、いろいろな要素が加わっている姿です。

 

利休は、一輪の花を求めては雑草を踏み分けながら、客人を想い、生命の尊さを感じ取りながら、茶席に生けたのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

おさえておきたい! 茶花の生け方 基本編

 

 

花留め

 

茶花では、花留めはあまり必要ではありません。

篭の落筒など、口が広い花器などで、

足元のまとまりや水際が立てられないときの方法です。

 

 

 

一文字留め

 

ズワエ(まっすぐ伸びた枝)のような、

できるだけ細い枝軸を花入れの直径に合わせ、切ります。

 

※またまた、画力ないのに出してしまったっ!!

すみませ~ん(涙)

 

下手すぎて笑う。

 

 

 

 

 

十字留め

 

一文字のように、十字になるように花器の直径に合わせて切ります。

 

下手すぎて笑う。

 

 

 

 

 

蛙股

 

花材の茎の中心に切り込みをいれ、左右に割きます。花材自体を支えにするイメージです。

まさに、蛙股・・・。

 

下手すぎて笑う。

 

 

 

 

水揚げ

 

水揚げは大切です。

野草が使われることが多い茶花ですが、野草の中には水揚げの難しいものもあります。

 

 

◎早朝に切る

朝露が乾かない頃に切り、水揚げ。

今頃なら遅くとも八時、真夏になると七時頃までには切っています。

 

 

◎水の中で切る

もっとも効果のある切り方。

切り口の中を水に浸け、水の中で切ります。

 

 

◎切り口をつぶす

鋏や金槌などで潰し、給水面積を広くしてから、水揚げをする。

 

 

◎濡れた新聞紙でくるむ

枝ものよりは、草物に適しています。

新聞紙に巻いてから、全体を水で濡らします。

 

 

その他、切り口を薬品につけたり、焼いたりする方法もあります。

いいかげんな管理人は、よく鋏がない時に手で折ったりしますが、その後に水揚げしても長く姿を保てるような気がします。

 

茶花の心、花留め、水揚げは、

ぜひ、押さえておきたいですね!

 

 

 

『ア、ヤットサー

ア、 ヤットヤットー!!』

 

 

 

 

 

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