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大寒ですが、いかがおすごしでしょうか?

関東では、大雪!東京では、なんと20cmを超えたそうです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期になると、椿の花も見事です。

茶道でも、炉の開かれる次期の代表的な茶花の一つです。

というわけで、裏千家茶花・椿編です。

椿といっても、園芸種を含めると2000種以上にもなってしまうので、特に茶花に使われるものを取り上げていきたいと思います。

 

 

 

 

茶花としての椿

 

 

 

茶花では、椿は11月~1月頃までは固い蕾のものが使われます。蕾の膨らみ方で春の訪れを感じる事ができます。

椿の種類によりますが、『侘助』は、花が小さく楚々としているので、花が開いたものが使われます。

『椿』という漢字も、春の喜び伝える木として生まれた由来があり、漢名では『山茶』と呼ばれています。

万葉集にも詠まれていて、その頃鑑賞目的で既に栽培されていた記録もあります。

やがて室町、安土桃山時代に茶道や華道に取り入れられて広まり、上流階級の間で流行し、江戸時代に園芸品種が栽培されるようになったそうです。元禄時代には町民にまで広がりました。

 

白虎

我々の間では、もはや常識である。

 

 

お!貧乏貴族という設定の白虎さん!

 

 

 

茶花の椿の種類

 

 

 

侘助(わびすけ)

 

言わずと知れた、茶花で椿と言ったら『侘助』です。

花は一重小ぶりで猪口(ちょく)咲きです。古くから茶人に愛されていました。

正式には、ウラクツバキから生まれ、葯(やく※雄しべの先端に花粉を作る器官)が退化し、花粉を作らないもの。

白侘助・胡蝶(こちょう)侘助・太郎冠者(たろうかじゃ)などがあります。

葯がない黒侘助・永楽のように、侘助と呼ばれるものがあるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

藪椿(やぶつばき)

 

多くの椿の親的存在。なんでも、万葉集の時代から存在するようです。

このヤブツバキから、変異して増えていきました。

大体は、蕾が使われます。

そして、花言葉がすごい。

 

「わが運命は、君の手にあり。」ですって。誰が考えたのでしょうか?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

白玉椿(しらたまつばき)

 

華道でもよく使われます。

炉開きの頃(10月下旬)咲き始めるので、椿の中では早い開花ですね。

これと似たもので『初嵐』があります。白玉椿と比べて、蕾がとがっています。こちらも炉開きに、よく目にします。同じ白い椿で、開花も早いのが特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶花 椿を生ける

 

 

茶花といっても、流派や花器、真・行・草など格式によっても変わってきますが、簡素に生けるという点では共通しているのではないでしょうか?

その中でも、草花の種類によって変わってきます。

 

今回は、椿編。

 

 

池坊の椿

 

池坊の椿のきまりでは、真は花数も少なく若い枝の直立したものを使い、草は古木の我儘に沿ったものを使うと風情があるとされています。

花の上には、花を覆うような葉を使います。真の先には、まだ若い発育の十分でない葉と、見るに足らない葉を使います。つまりは、葉を4枚とせず、不完全な葉を入れて3枚半として、花を入れて5という奇数にまとめるイメージです。

 

 

 

 

 

 

うわ~っ!画力なくてすみません・・・!(upしてすみませんっっ!)

ちなみに、枝の長さは花器の3倍くらいがバランスよいです。

一本に花と葉を持って新・副・体をイメージするって、どんなテクニック!?

 

 

 

 

裏千家の椿

 

 

①葉の数は奇数にします。

華道でも、陰陽がありますが、『陽』になるようにします。

枝も葉の数も奇数になるようにします。葉は、3枚から5枚程度。

炉開きの11月は照葉(てりは)と呼ばれるものを使います。

 

②ためて形を変えず、自然を生かす。

自然形を生かすのは、茶道の基本です。あらかじめ、生ける前に枝の選定が重要ですね。

 

 

③蕾を使う。

侘助は開きかけでOKですね。

小ぶりなもの以外は、蕾になります。

 

 

④お軸にかからないようにする。

基本ですね。

大体、そんな大きな花材は使われないと思いますが・・・・!

 

 

花入れについては、まだまだ奥が深そうで追求する必要がありそうです。

 

 

雪だるまな白虎さん。

 

白虎

わが運命は、君の手にあり。

 

 

 

 

 

 

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