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初心者のための茶道教室⑩ 棚点前です。

前回は更好棚でしたが、今回は丸卓です。

大きな違いは、構造の違いです。

更好棚は4本、円卓は2本で、水指の扱い方が違ってきます。2本柱ならそのままで、3本柱なら手前まで、4本柱なら畳に出すといった感じでしょうか?

 

 

 

 

 

丸卓 利休好・宗旦好

 

 

 

丸卓には、大きく分けると、利休好み、宗旦好みがあります。

利休好みは、桐木地で、二本の柱が天板と地板の内側に付き、地板の裏には低い三つの足がついています。

 

 

 

 

 

宗旦好みの丸卓は、黒の一閑張片木目で、二本の柱は天板と地板の外側に付き、地板が厚く、足はついていません。

 

 

 

 

 

色、足、底で見分ける感じでしょうか!?

 

 

 

 

 

 

裏千家 棚点前 湯返しの意味

 

 

初心者だと、ちょっとしたことが疑問に思ってしまいます。

薄茶の棚点前では、『湯返し』が出てきます。

棚によっては、『湯返し』が必要ないようですが、あくまでも初心者なので・・・!

 

 

湯返しをする意味は、柄杓の水滴を熱い湯に換えて、水分のキレを良くし半乾きの状態にすることで、水滴が垂れないようにするためで、物理法則に則った合理的な方法です。

棚の根本は台子にあり、台子地板の中に風炉、釜、水指、杓立、建水、蓋置、そして杓立には火箸、差し通しの柄杓が荘られます。これを総荘といいます。

この杓立に柄杓を戻す時、露を切る意味で湯返しをします。

初心者では、杓立はでてきませんが・・・!

 

 

 

 

 

裏千家 本仕舞い・中仕舞い・中置き

 

 

お稽古をしていると、今更聞けない事だらけです・・・!

状況によっても変わりますが、風炉で本勝手の時。

 

本仕舞いとは一年中やっている形で水差しの前に棗、茶入れと茶碗を置き合せるもので、運びの小間(四畳半以下)でする仕舞い方です。

中仕舞いとは、自分の体の真ん中を茶碗と棗で分ける置き方である。広間(四畳半以上)のときに棚でする仕舞い方です。ただし、四畳半以上のなので、広間でも席主の判断によります。

中置きは、十月のみのお点前で、点前座の中央に風炉を置き、水差(細水差)を運びつけ、風炉の左に置いてお点前を致します。中置きの場合、中仕舞いは致しません(常に本仕舞い)。

 

 

 

今更聞けないシリーズは、まだまだ続きそうです・・・!

 

 

 

 

裏千家 丸卓 棚点前

 

 

 

更好棚と、途中までは変わりません。

 

1棗と茶碗を(右横、左横、右手前)丸卓の釜の中心に置き、中仕舞いをする。

2帛紗を建水の上で粉を払い、腰につける。

3柄杓を上からとって水指から水を汲み、釜に一杓入れ、湯返しする。

4柄杓を構え、釜の蓋をする。

5柄杓を蓋置にひく。

6水指の蓋を三手で閉める。

7このとき正客より、棗、茶杓の拝見を請われるとこれを受け、柄杓を取り扱って、合をふせて棚に斜めに置く。

8蓋置をとり、左手で扱って柄杓の左手前に荘る。『入』の形のように。

9茶碗を勝手付きに二手で割り付け、棗を持って客付きに回り、棗を拭いて定座に出す。

10居前に戻り、茶杓を取って、棗の右に出す。

11建水、茶碗と水屋に引く。

12水次を持って(左手で持ち手をつかみ、蓋上に茶巾、右手は注ぎ口下に添える)棚正面に進み置き、水指の蓋を右左と二手で開け水を注ぎ、水指の蓋を閉め、水次を持って下がり座り、膝前に置いて襖を閉める。

13拝見物が戻ると取りに出て、問いに答え、棗、茶杓と持ち、棚正面に回り、茶杓を水指の右にあずけ、棗を右手で持って、棚上の柄杓の右向こうに荘る。

14水指にあずけた茶杓を右、左、右の三手扱いで持ち替え、持ち帰り、茶道口建付けに茶杓を置いて、総礼して終わる。

 

 

年始めのお稽古までに、おさらいしなければなりません・・・!

 

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