前回は、ふるまい編。
今回は、お作法編です。
いよいよ、お作法についてふれていくわけですけれど、一回でも覚える事が多く、早くも怖気づいてしまう様でした・・・。
※ 超初心者なので自信はありません・・・!あくまでも、メモ書きです。
詳しくは、各教室の先生に確認してみてくださいね!
懐中するもの・お道具
お道具の説明は、以前の記事でふれたので、割愛します。
常に懐中するものは、
扇子
帛紗
懐紙
で、折り方や向きが決まっています。
裏千家 扇子について

そういえば、着物を着ているときは常に扇子を持ち歩いているな。
そうなのです!
扇子は、礼儀の上でとても重要な役割をはたしています。
敬意を示すべき人との間に線を引き、自分がへりくだるための『結界』としての意味をもつそうです。
『結界』とは、仏教用語で、一般的には神社仏閣における聖なる場所と、俗なる場所とを分ける境目のことを挿します。茶道では、茶室で客畳と道具畳の境界を示す置物の事をさします。
その置物の一つが扇子です。
挨拶をする際は、膝前に置きお辞儀します。
茶席では、亭主は帛紗をつけるので、扇子ははずします。客は、席入り後、自分の座を示すしるしに扇子を自分の後ろに置きます。この場合は、正客と次客以下の連客は、扇の向きを変え、正客への敬意を表します。
裏千家 襖の開閉
なんと、襖の開閉にも決まりがあります。
襖に近い方の手を引き手にかけて、手が入る程度に襖を開けます。
その手を襖の枠の下から24cmほどのところにかけ、体の中央まで開けます。
次に反対の手で残りを開けます。このとき、全部開けきらず閉めるときに建付け分(2~3cmくらい?)だけ少し残します。
三段階の動作で行います。
裏千家 席入りの仕方
①茶席の入り口に、扇子の要が右を向くように膝前に扇子を置いて座ります。
そして、先ほどの襖の開閉のとおりに、襖を開きます。
②茶席の内側をひととおり見て、前の人の位置や、自分が向かう方向について確認します。
③扇子を膝の前から前へ進め、座ったままにじって入ります。
にじるとは、両手握りこぶしを畳につけ支え、正座の姿勢で膝を浮かせながら前に進むイメージです。
④最後に席入りし、襖を閉める場合は、開けたときの動作の逆で、近い方の手で襖を引き寄せ、手をかえて残りを閉め、最後は引手に手をかけて閉めきります。
⑤茶室の中に先客がいるときには、その方へ膝を向け、扇子を前にしてお辞儀をします。扇子を持って跪座の姿勢で右足を少し前に出し立ち上がります。
畳のへりを踏まないように席につきます。
⑥座る位置は、畳縁から八寸(畳目で十六目分)下がったところに座ります。
文章だと、わかりにくいですね・・・泣
次回は、帛紗さばきなどの割り稽古、足の運び方についても、触れていきたいと思います。
(まだまだ、習ったことがあるのです・・・!)
茶々丸つれづれ
出陣か。
あい、わかった。
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